崖の上のポニョ
080807_横須賀HUMAXシネマにて
<ストーリー>
海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、瓶に入り込んで動けなくなっていたさかなの子・ポニョを助けた。一緒に過ごすうちにお互いのことを好きになる2人だが、ポニョの父親・フジモトによってポニョは海へ連れ戻されてしまう。それでも宗介を想い、人間になりたいと願うポニョは、妹たちの力を借りてフジモトの蓄えた魔法の力を盗み出し、再び宗介の元を目指すが……。
<感想>
ほんとは相方と見に行く予定だったのだが、
プロフェッショナルの宮崎スペシャルを見たら、壮絶に見に行きたくなって1人で行っちゃいました。
やっぱり満員大入りであやうく入れないとこでした。
賛否両論いろいろあるようですが。。。。。
最近の宮崎作品のなかでは一番好きかも。ちょっと小難しい千よりもハウルよりも好きですな。
プロフェッショナルでは散々悩んでいる宮崎監督を見ましたが、できあがったこの作品は全然迷いがないように感じました。
単純明快な話なので、動く壮大な絵本を見てるような感じ。
大人の目で見ちゃいけない。子供の目で見るんだ!感じるんだ!
画面の色鉛筆っぽい色合いとか、ねっとりもったりした動きだけでも楽しめました。
海の動きよいね。
でもこの動きちょっとディズニーアニメに似てるな~という気もしました。
「プロフェッショナル」で紹介された大量のセル画と絵コンテが頭に残っていたので、
それがこのシーンに・・・と思っただけで、正直感動しました。
・最初の海の生物が大量にいるシーン
・ポニョが宗助をギュッと抱きしめるシーン
・魚がもったりと海に落ちるシーン
しっかし、あのクライマックスシーンを考えるだけで3ヶ月もかかるとわ・・・。
映画が終わった後、映画館の3分の1くらいの人(子供たち?)がずっと拍手してて、なんか雰囲気よかった。
ポニョ関連の興味深い記事を集めてみました。
★ポニョ」を待つための「たった一つの質問」 鈴木敏夫プロデューサーに聞く
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_interview_20070410.htm
★「ポニョ」素朴さに賛否…試写反応に宮崎監督落ち込み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080722-00000003-ykf-ent
★痛いニュース(ノ∀`):“まるで化け物” ローソン、「ポニョ」の衝撃的なぬいぐるみを販売
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1150617.html
スクリーンにうつってたのは、これほどキモくはなかった・・・
しかし、半魚人化したときの方が顔が魚っぽいような気がするぞ。
謎の多いフジモトは、パンフレットに設定が書いてあったよ。
フジモトはジュール・ヴェルヌのSF小説「海底二万リーグ」の潜水艦(艦長はネモ船長) ノーチラス号乗組員唯一の少年アジア人だったらしい。 その時にグランマに出会って恋に落ちて100年以上生きてる半分人間で半分海の男という設定だそうだ。
といっても、海底二万リーグにフジモトなんぞという登場人物は出てこないので、宮崎監督の創作設定だよね!?
あと宗助役の子が「芋たこなんきん」でお気に入りのたかしくんだったので嬉しかった(・∀・)
★おまけ
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