[映画レビュー]八日目の蝉
これ予告編がすごく気になって、
金曜レディースデー合わせで相鉄ムービルで見たんだけども、
見に来てる人たち、ほとんど自分のお母さん世代の女性でした。
あと、内容的に母の日合わせの上映日程にしてるのねと思いました。
実はミステリーぽいテイストかと若干勘違いしていたので、予告編の内容そのままだな、と話的にはもの足りない感があったのですが、
永作さんはじめとする女優陣がすごい迫力で熱演してるので、それだけでも見る価値はあると思います。
ほんとのお母さんが信じらんないくらい愛情あふれる人だったら。
しかし、ここまで母性が強いんだったら、反対を押し切って自分の子供を産めばよかったのにとも思うし、
本当の母親がこの誘拐した母親と同等かそれ以上の愛情を持って接していて、なおかつ、誘拐した母親をもう一人の母親として認められるような素晴らしい人間愛の持ち主だったら、というもしもの話も見ながら考えたりした。
お星さまの歌がわかんなくて、キレるシーンでは、
子供に唄ってもらって、自分も唄えばいいのにと、ちょろっと思いましたが、
このシーンは、逆に誘拐親子に感情移入させるのに有効なエピソードであるのよね。
ほんとの母親としては、誘拐された時のことを、一切消し去りたいと思っているので、
子供に「おほしさまの歌ってどんな歌?」と聞くのは、自分を否定するとんでもない行為であるわけです。
だからあーいう歪んだ行動になるのだな。
そして、後半に出てくるおほしさまの歌の謎が明かされるシーンは期待以上のいいシーンでありました。
パーツモノ
公式サイトを見たらやたらとパーツモノが多かったので貼っときます。
facebookページもあるのにびっくり。
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映画「八日目の蝉 」他人と違う経験を自分がどう感じるか
「八日目の蝉」★★★★☆
井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子出演
成島出 監督、
147分、2011年4月29公開
日本,松竹
(原作:原題:八日目の蟬/ 角田光代)
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