[ゲゲゲの女房]鬼太郎のニセモノがいた!?

見るからにまっとうそうな村上弘明演じる深沢編集長(ガロ編集長)の元で、
やっと安定した収入が得られるようになった2人ですが、
実際のところは、絶縁した貸本版元から(ドラマでいう富田書房っすね)
なんと鬼太郎のニセモノを立てられてしまうという、とんでもない出来事もあったようです。

うじきつよし演じる編集長は相当悪徳に描かれてましたが、
ドラマではここまでやるかな?

水木しげる・鬼太郎研究のタブー?|『墓場鬼太郎』のパラレルワールド

1960年、水木氏は貸本版元・兎月書房から5回、『墓場鬼太郎』シリーズを発表した。
ところが兎月書房は水木氏に一銭の原稿料も払おうとはしない。
激怒した水木氏は兎月書房と絶縁し、あらたに別の貸本版元・三洋社
(青林堂『ガロ』の前身)から『鬼太郎夜話』を刊行するのである。
そこで兎月書房では作者を水木氏と同様、紙芝居出身の竹内氏に切り換え、
水木氏の中断したところから『墓場鬼太郎』を書き継がせた。
そのため、『墓場鬼太郎』の作品世界は二つのパラレルワールドへと分岐することになったのだ。