GoogleとAmazonのクラウド・ストレージサービス
最近クラウド・ストレージサービスに興味があります。
GoogleとAmazonもクラウド・ストレージサービスを出してたんですね。
しかし現状では、全てをクラウド化してしまうとかなり費用がかさむらしいので、
何をローカルにして、何をクラウドにするかの棲み分けが必要らしい。
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もう少し公平な比較として、1TBのエンタープライズ・ストレージについて考えます。構成によって容量あたり単価は大きく変わりますが、1TBあたり20万円とすればそれほど大きくはずれないでしょう。ハードウェア価格はTCOの30%程度という経験則を使ってTCO(総合保有コスト)を推定すると 60万円。ライフサイクルを5年とすると月額10000円です。転送料金不要であることを考えれば、クラウドを使うよりもかなり安いです。しかも、WAN を介さない分高速です。
クラウドを使えば常にコストを下げられるとは限らないことがわかります。毎日確実に通勤で車を使う場合に、毎日レンタカーを借りていればめちゃくちゃ高く付き、結局買うのが一番得であるというのに似ています。
クラウドの普及により、IT部門にとっては、どういった場合にクラウドを使い、どういった場合に自社所有のIT機器を使うかというポートフォリオ管理の戦略が今まで以上に重要となってくるでしょう。
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