映画『うさぎドロップ』感想つれづれ。


うさぎドロップ

アニメの方にめっきりはまってしまって、原作を買うのを我慢している今日この頃です。
これは映画もはずせない!と思って、レディースデーにて見に行ってきました。
んで、やっぱりアニメと比べてしまうんだけども・・・。

父子というよりかは・・・

松ケンがアニメダイキチよりはかなり若々しい感じで、
愛菜ちゃんが大人っぽいせいか、
最初の方とてもとてもあやうい感じがして、変にドキドキしました。
そんなに幼女が好きか!みたいな(爆)。
ほんとにお父さんになるのにね(^^;

映画生活にも「父子というより恋人ぽい」というレビューもあってうなづけました。
アニメの方はダイキチが老け顔のせいか、お父さんにしか見えないのよね。

保育園へ疾走するシーンは愛菜ちゃんが気持ちよさそうでなんか好きですw

こうきくんママ=香里奈は原作ファンには不評

アニメの方のこうきくんママは黒髪で清楚な感じなのですが、
なんでこれが香理奈のいつものキャラに変えられてしまったのかが疑問。
全くのオリジナルキャラだったらまだしもなぁ・・・。
香理奈自体は好きだし、いい演技はしてたと思うけど・・・。

妄想のダンスシーンは失笑。監督的には入れたかったのかもしれないけど、
これは完全にいらないねw 2chでも叩かれまくってた

松ケン、ダンス初体験!『うさぎドロップ』原作にはない謎のダンスシーンを初公開!

おじいちゃんは松ケンにそっくし

おじいちゃんとりんとの回想シーンでは、
ほんとに松ケンそっくりだなぁと思った。
もしかして遠目のは変装して本人がやってるのかなぁと思うくらい。
真相はどうなんでしょ。

子持ち先輩役は池脇千鶴

池脇千鶴がダイキチの子持ち先輩役で出てきたときは
この子も、もうそんな年なんだーとびっくりしました。
もう30だもんなー。おばちゃん喋りが上手かった(笑)。
「ジョゼと虎と魚たち」で監督と共演してるので、そのつながりでしょうか。

子育てファンタジーとしてのうさぎドロップ

こちらは、はてブが15ほど付いていた「子育てファンタジー」と見た人の感想。

うさぎドロップ/子育てファンタジーと働くワタシのアコガレ

これって、『仕事しながら子供を育てるのって大変だけど、すばらしいこと。それができない社会には問題があるし、もっと子育てしやすいシステムが必要』っていうのを強調するためのキャラクター設定だと思うんですね。

素直でかわいい子をもち素敵な旦那に支えられてばりばり働きつつ育児もこなすわたしって幸せ! 社会は子持ちを支えるべき! 男は育児を手伝うべき!

というメッセージに激しく違和感を感じた模様。
ま、私はそこまででもなかったけど(^^;
そのメッセージっつーか、あー女性に媚びてる感じというのはひしひしと感じました。

最近のメディアの風潮として、数年前から
働く女性に媚びた感じのイクメン特集やドラマが目立ってきましたね。
マイガール、マルモのおきて、全開ガール。
うさぎドロップもそういうのを探して見つけてきたんだろうけど、
原作はまだ読んでないけど、アニメを見ている限りでは、
もっともっと深いところを描いているような気がします。
2時間でそれを納めるのはやっぱり難しいと思うので、
物語のさわりとしてはよくできていたのではないかと思います。

アニメがかなり好調のようなので、
東京タワーみたいに、もしかしたら連ドラもやるかもね。
そのときは原作に忠実にして欲しい!

マツケンのインタビュー記事