DNSのキャッシュの時間を制御できる「TTL」とはなんぞや?

久しぶりに新規のドメインでお名前.comのレンタルDNS設定をしてたら、
仕様が少し変わっていて、今まで見たことない「TTL」という項目が加えられてました。
デフォで3600という数値が入ってたので、気になって調べてみたら、サーバ移転をした時のDNSのキャッシュの時間を調整できるらしい。
小さくすると早く浸透するそうな。
厳密には「浸透」ではないんだけど・・・

DNSサービスの仕組みについて(中級編) | So-net

DNSこぼれ話(1) -TTL-
先ほど、「キャッシュ」の話の中で、「一定期間記憶する」という話がありましたがこの期間 は、ドメイン名を管理するDNSサーバ(上の例で言うとdns.so-net.ne.jp)がドメイン名ごとに自由に設定することができます。
この設定値をTTL(time to live)と言います。
TTLは秒単位で設定します。たとえば、TTL=3600の場合、1時間を意味します。
原則、前の検索からこのTTL値を経過して問い合わせを受けた場合は、キャッシュを使用せずに再度問い合わせを行います。このキャッシュ(TTL)の運用は、DNSサーバの負荷を軽減するために重要な役割を担っていますがその反面、DNSの運用を複雑にしている 側面もあります。その代表例が、DNSの伝播期間と呼ばれるものです。
次は、DNSの伝播について説明します。

とりあえずデフォで3600と設定されているので、今回はこのままでいいのではないかと(適当)

↓移転時に役に立ちそうな知識。
さくらインターネットでDNSのTTLを変更する方法 – さくらインターネット創業日記

一番理想的な手順は、作業開始時間から「TTLで示された時間分」だけ先にTTLを変更しておき、サーバ移転と同時にDNSのIPアドレスレコードを書き換え、TTLをもとに戻すという形です。
例えば、デフォルトのTTLが86400と指定されているなら、サーバ移転の24時間前までに作業を行う必要があります。