Adobe MAX 2日目 基調講演:アドビ システムズが考える未来に向けたテクノロジーの可能性と日本市場に対しての展望

2009年7月24日

午前中はアドビの取締役とゲストスピーカーによる講演です。
アドビ システムズが考える未来に向けたテクノロジーの可能性と日本市場に対しての展望
内容としては、以下のマイコミのレポートがとてもわかりやすいです。
【レポート】Adobe MAX Japan 2007 – RIAと真剣に向き合い始めた日本企業 (1) 「LiveCycle Enterprise Suite」の採用事例を紹介 | エンタープライズ | マイコミジャーナル


この講演のメインは、サイバーエージェント、Yahoo、楽天が各々の会社のRIA事例とこれからの展望を紹介するものでした。
※RIA(Rich Internet Applications)とは
ユーザインターフェースにFlashやJavaアプレット、Ajaxなどを用いて、単純なHTMLで記述されたページよりも操作性や表現力に優れたWebアプリケーションのこと。
サイバーエージェント:RIA事例=================
みんなの絵文字
プーぺガール
K-1 WORLD MAX 2007 タイピングバトル
voq photo
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Yahoo japan:これからの展望と開発中のRIA事例=========
・Yahoo!JAPANトップページリニューアルについて
今回のリニューアルでは、広告枠を大きくし、表現の自由度を高めようとしている。またFlashPlayerもアクセシビリティの点から現状は6以下に制限しているが、8や9にまで引き上げることも検討している。
・自社サービス内に閉じたこれまでの姿勢を改め、オープンID化や他社との提携を強め、よりオープンな姿勢を目指す。
・パソコン以外のデバイスでアクセスしても、遜色なく使用できるサービスを目指す。
・上記の流れを受け「Yahoo!メール」をFlash 9 + Flex 2ベースのUIに変更
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楽天:売れる商品のサイト事例と開発中のRIA事例========
・売れるサイトとは?
売れている商品を扱っているサイトとして「跳び箱型おもちゃ箱」と「干し芋」のサイトが紹介されました。とくに「干し芋」のサイトについては、デザインやユーザビリティの低いページ構成やデザインであっても、購買意欲をそそる何かがあり、商売への情熱を適切な情報としてユーザーに伝えることが重要としていました。
・オンラインショッピング用AIRアプリケーションのテスト版の紹介
お気に入りの商品をデスクトップのガジェットにドラッグドロップで入れるというもの
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●まとめと感想
上記の大手企業が注力、注目しているサービスや動向を以下にまとめました。
どれも今の流れ的にははずしてないと思う。
・RIAを利用し、ユーザーが楽しみながら利用できるサービスorコンテンツ
・自社だけに閉じたサービスだけでなく、他の企業とも提携し、オープン化したサービス
・個人が受け取るサービス自体を自分にあったものにカスタマイズできるサービス
・PC以外のデバイスでアクセスしてもユーザーが問題なく利用できるサービス
また、内容は別にして、Yahooが普通のパワーポイントぽい凡庸なスライドだったのだが、楽天はフラッシュを使った、意外にもお洒落なものだったので、少し余裕みたいなものとこれからの期待感みたいなものを感じられました。こういうところでもプレゼンの印象って結構違ってくるのか…と妙に実感したり。
楽天で開発中の、お気に入りの商品を入れられるガジェットも、ユーザーとしての興味をかなりそそられました。
サイバーエージェントは、発想力については学ぶべきところがたくさんあります。
プーぺガールvoq photoは、かなり気になったので一度試してみようと思っています。
尚、記事を書くにあたり、以下の参加者の方のブログも参考にさせて頂きました。
非常によくまとめられてます。
Adobe MAX JAPAN 2007 2日目 基調講演 – ProjectDD Blog

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Posted by ponnao