YahooがとうとうGoogleの検索エンジンとアドワーズ広告を採用するらしい
仕事的には、結構大きなニュースと思いましたが。
昨日、ヤフーとグーグルの提携が発表されました。
プレスリリースなどをまとめておきます。
★ヤフー株式会社のプレスリリース
Yahoo! JAPANの検索サービスにおける
グーグルの検索エンジンと検索連動型広告配信システムの採用、
ならびにYahoo! JAPANからグーグルへのデータ提供について
※Yahoo! JAPANの人気のあるコンテンツはそのサービス上にそのまま残ります。上図のうち、本件により影響を受けるのは、ウェブ検索結果の表示に必要な検索エンジン部分と検索連動型広告の表示に必要な配信システムの部分のみです。
★グーグルのプレスリリース
Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために
ヤフーは内部のシステムをグーグルの技術に切り替える一方、外部向けの検索ページやサービスは自社で運営し、リスティング広告の販売も続ける。このため市場での両社の競合関係は変わらないとしている。ただしヤフーが蓄積するデータをグーグルに提供すると取り決めている。
米Yahoo!とヤフーは2001年から2004年までグーグルの検索エンジンを採用していた。2004年からともに米Yahoo!独自のエンジンに切り替えていたが、ヤフーが再びグーグルを採用すると決めたため、米Yahoo!とサービス面で違いが生じる見込み。
米Yahoo!も2008年にグーグルとの提携を検討したが、米規制当局が独占禁止法違反の懸念を示したため断念。その後2009年にMSと提携し、その検索エンジン「Bing」と広告配信システム「adCenter」の導入を決めていた。
★「Bingも無視していたわけではないが」――井上社長が語る、ヤフーがGoogleを選んだ理由
井上社長は、「すべての比較項目で全部満点という検索エンジンはない。評価項目は何十個もあるが、Googleでやるのが一番いいだろう」と判断。「決め手」として挙げられるポイントは「ない」と話す。
Bingについては「選択肢に入れていた。無視してやったわけではない」という。同社の梶川朗CFOも「将来素晴らしいものになるかもしれないが、まだ未知の点が多い。現在比較する上で非常に難しかった」と語った。
話をまとめると、ビジネスエクスプレスとかオーバーチュアはそのままで、
検索結果は、グーグルとほぼ同じになって、アドワーズ広告とかも組み込まれるイメージらしい。合ってる?
提携というより、現時点では一番良さそうだから、また採用してやるぜというYahooの上から目線(お客様目線?)を感じなくもない。
あくまで採用なんだよね。まぁ対外的にも、わざとそういう風な言い方してるんだろうけど。
今までYSTを開発してた人はどうなっちゃうのかちょっと気になりました。
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