続々・東京都の「非実在青少年」規制案 親からの意見
これは、よい文章でした。
これを読んでから下のを見たので、
ちょっと規制推進派の親御さん達の気持ちも
なんとなく推し量れるようになった気がする。
元々は子供のための法案なのに、
他に問題要因があり過ぎて大事な部分がかすんでしまっているような気がしますね。
★青少年健全育成条例改正案の成立に関する緊急要望書を提出 | 社団法人 東京都小学校PTA協議会
大人ですら良識のあるものなら目をふさぎたくなるようなものが、
何ら規制されることなく書店の店頭に置かれています。また、こうした漫画等の蔓延によって、青少年の判断能力や常識、価値観が
幼いときから歪められてしまう危機感を強く感じています。
子どもを守るため、子どもが健やかに育つために、児童ポルノを根絶すること、
子どもを性的対象にする図書が青少年の目に触れないようにすること。
たったこれだけの願いであるにもかかわらず、一部には、えん罪や
表現の自由の規制を理由に、この条例改正案に反対している人がいると
聞きます。
これは、子どもを守るよりも自分を守ることが大事だ、と言っていることに
他なりません。
今まで表現が規制されるということが腹立たしくて、
今回の対象になる子供達のことはあまり考えてませんでした。
確かに親が子供のそばから、そういうものを排除したいというのは
もっともなことで、表現する時の問題じゃなくて、
売り場所や売るときの問題のような気がしてきました。
やっぱり店頭でおかれているのが問題であって、
レンタルビデオのAVコーナーみたいに、
遮断した空間を作ればいいような気がするのですが。
まぁBLも遮断したっていいよ。
考えられる案
・本屋にもAVコーナーのような遮断したスペースを作る
・本にR-15~18規制を設けて、帯などに表示を付け中身は見れないようにする。
(ブックオフ等の古書店も対応)外見でわかりずらい場合は、購入時に年齢確認をする
・コンビニにエロ雑誌は置くの禁止
あとは最近流行りの、小学館(少コミ、Cheese)が主に出してる
H系の少女漫画の扱いをどうするかですね。
今狙い撃ちにされてるのは、完全に大人向けの作品なので、
どちらかというと、こっちを手入れして欲しいです。
★「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」について(要請)
日本図書館協会 理事長から都知事・議会への要請です。
すでに施行されている「児童ポルノ禁止法」と照らし合わせて、
行き過ぎな部分の排除要請をしています。
四.条例案は、曖昧かつ広範な規定として論議されているいわゆる児童ポルノに該当しない「青少年を性的対象として扱う図書類」を「青少年性的視覚描写物」と名付け、その「まん延抑止」を東京都の「責務」とし、図書類の頒布を業とする事業者にそのために「適切な措置をとる」義務を課しています。都民に対しては「青少年が容易にこれらを閲覧又は観覧することのないように努める」としています。
このことは、青少年と性を扱う図書類一般を、公立図書館を含め社会から排除することになりかねず、深く危惧されます。
六.条例案は、「青少年の性に関する健全な判断能力の形成を著しく阻害するおそれ」(第7条の2ほか)を不健全図書の指定基準に新設しています。
子どもの性に対する判断能力の形成は、親が一義的に責任をもつものであって、行政や警察ではありません。「子どもの権利条約」第18条の1「締約国は、児童の養育及び発達について父母が共同の責任を有するという原則についての認識を確保するために最善の努力を払う。父母又は場合により法定保護者は、児童の養育及び発達についての第一義的な責任を有する。」を尊重し、当該基準は削除されるべきです。
図書館からこの手の文書が出されるとは、逆にびっくりしました。
しごくまっとうな要請だと思うのですが、どう思われますか。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません